2013年9月8日日曜日

2020年東京五輪決定についての感想

 2020年のオリンピック開催地はどこに決まるのか?
 私も結構ドキドキし乍ら見守った。
 12時頃に寝て4時40分頃に目が覚めた。
 丁度これから開催地決定の発表のセレモニーが始まろうとするところだった。
 実際の発表までには結構時間があり、待たされた感があったが、
 ロゲIOC会長が一枚の紙を裏返し乍らそう大きな声でもなく、しかも短く
 「TOKYO]
  と言った瞬間、私の脳裏に最初に浮かんだ言葉は
 「安倍さん、ついてるなあ!!」
 だった。
 勿論2020年の五輪開催地の権利を勝ち取った裏には招致委員会の皆さんの並々なら ぬ努力や苦労があった事は言うまでもないことだろう。
 しかし、この1ヶ月くらいの間に「消費増税」をするか、しないかという極めて難しい
 判断を下さなければならない日本の総理大臣としてはこの「勝利」はとてつもなく大き な追い風である事は間違いない。やはり、安倍さんはついているのだ!
 私もお祭り騒ぎは嫌いではない。
 だから2020年に東京オリンピックが開催される事は楽しみな事ではある。
 ただ、7年後と言えば自分は80歳を超えているのだ。
 まあ、生きているかどうかも分からないので、心底「どうなんだ??」と聞かれれば
 本音のところで言うと、正直手放しで喜ぶというわけにはいかない。
 オリンピック開催に向けて様々な整備と工事が必要になるだろう。カネも相当にかかる
 だろう。猪瀬東京都知事は「4000億円の予備費がある」と言っていたが、國からも
 相当な資金をつぎ込む事になるんだろう。國の借金が1000兆円を超えた状態で果た して財政状態は大丈夫なのか?そう言う心配は払拭出来ない。
 この勝利の高揚感で公共工事等もドンドンカネをつぎ込みやしないか?
 そう言う不安もジワーッと湧いて来る。
 私達国民は借金のツケが最後は自分たちに回ってくる事を噛み締め乍ら、お祭りはお祭 り、財政再建は財政再建。そこのところはきちんと見て行きたいものである。
 (8日16時30分記)