2010年8月8日日曜日

東京親鸞会で講演

 昨日(8月7日)東京・築地にある築地本願寺で「在京門信徒の夕べ」という会が開かれたが、そこに招かれて講演をして来た。演題は「いのちについて」。1時間の予定だったが、結局1時間20分位喋っていた。亡くなった私の父と親鸞聖人との関わりから話し始めて、限りあるいのちにどう向き合うかなどについて話して来た。
 講演の後は東京親鸞会の会員さんたちとの懇親会にも出席したが、隣りの席に会長の近衛正子さんがお座りになっていたので私が何気なく「「あのぉ、近衛さんというとあの近衛さんのご一族ですよね?」と聞いた。後で考えると馬鹿な質問だったと思う。会長を務め近衛とくれば当然あの近衛さんに決まっているのだ。返って来た答えは「はい、近衛文麿の長男の嫁でございます」。えええっ?!近衛文麿といえば戦時中の総理大臣だ.その息子さんは確か近衛文隆さんといって終戦時満州にいた軍人故にソ連に抑留され1956年に病死されているはずだ。で、話しているうちにだんだん分って来たのは日本赤十字社の社長の近衛忠輝(てるの正確な字は火偏に軍という字なのだが、パソコンでは出てこない)さんは元総理大臣の細川護煕さんの弟で、近衛家に養子で来られ、三笠宮やす子(やすの字は出てこないのでひらがなで)さんと結婚された。つまり私が話している正子さんはその忠輝さん夫妻のお母様なのだった。そのかたが浄土真宗(西本願寺)の在東京の門徒さんたちの集まり東京親鸞会の会長をされているのだった。
 という訳で大変な方と気楽に話をしていたのだ。この東京親鸞会は昭和42年に発足したというからもう43年の歴史を持つ会だそうだ。
 さて会場で頂いた小冊子「言葉のプレゼント」に「死について」という頁があり、そこに色んな人の言葉があったので紹介しておこう。

 「昨日まで 人のことと思いしが 俺が死ぬのかそれはたまらん」(蜀山人)
 「僕が 死を考えるのは死ぬためじゃない 生きるためなんだ」(マルロー)
 「私たちは 生まれたとたんに死に始めている」(マリニウス)
 「死と同じように避けられないものがある それは生きることだ」(チャップリン)
 「人はいつか必ず死ぬということを 思い知らなければ 生きていることを 実感出来ない」(ハイデッカー)
 「人は死ぬ瞬間までも もしかしたら助かるかもしれないと 空想しうる力を 与えられている」(武者小路実篤)
 「なぜ 死を恐れるのですか まだ 死を経験した人は いないではありませんか」(ロシアのことわざ)
 「このところずっと 私は生き方を学んでいるつもりだったが 最初から死に方を 学んでいたのだ」(ダ・ヴィンチ)

 それぞれ味わい深いなあ!!